明治大学ラグビー部22年振りの日本一
先週のクローズアップ現代+は会社組織人として、非常に興味深い内容でした。
北島監督が指揮官の頃は常勝軍団だった、明治大学ラグビー部は、監督の死後、長きに渡り低迷期を過ごしていました。
そこで白羽の矢が、立ったのが現在の監督の41歳の田中監督です。
彼が施した様々な改革が今回の日本一の結果に結びつきました。その改革とは3つあります。
→覚悟を持たせる
ただし、指導者からの働きかけでは、いつもと同じ。でも仲間からの言葉は気持ちを大きくゆさぶります。一方今時の若者は、この厳しい言葉を通してのコミュニケーションが苦手。相手の気を悪くしてはいけない、と言う変な忖度を取ってしまう。これを取り除くのが一番難しい。
②納得感
→全ての行動に意味がある。それをきちんと説明して、理解させればただやらされているのではなく、どうしたら効果的に練習ができるか、を自分で考えられる。ロジカルな説明が大切である。
③良い生活習慣
→一見フィジカルな練習と全くかけ離れていますが、やはり全ての基本は規則正しい生活習慣と前向きな気持ちを作る善行のようです。
小さな事でも変化していくと、その積み重ねが選手の気持ちや視点につながるようです。
上記の3点は全て会社の経営に結びつくものです。
自分の組織を今一度振り返ると、特に①と③が出来ていないことが分かります。
そして①の、マインドセット〜覚悟を持たせる〜が一番難しいですね
次回はこの辺りをもう少し深掘りしていきたいと思います。