週刊SPA問題について
長年、女性管理職として男性と肩を並べて仕事をしてきた私として、今回のニュースは時代の変化を強く感じました。
大きくは2つの点
一つ目は「アプローチ方法」
SNSで世界に呼びかけてから、今回の扶桑社への提言までの電子署名は、僅か10日間で5万件
又本日の提言前にフェーストゥフェースのミーティングをやはりSNSで呼びかけ、実際打ち合わせを実施後に提言を極めて具体的かつ論理的に行う。
世界を動かす大統領の話ではなく、日本のある雑誌での一記事に対してのリアクションを世界に意見を求める。
今までなら、せめて大学の中や日本の中だけの話で終わったかもしれない問題がグローバルな視点から討議される。
しかも僅か10日!!
二つ目は「世代の交代」
今までも今回のような女性に対しての、世の中風潮や、マスコミの取り上げ方はありました。
それに対して声を上げていくのは、既に女性の代弁者として権利を獲得している先輩女性や役職に就いた女性でした。
しかし、今回は一女子大生、しかも女性としても十分に美しい21歳の学生達です。
もしこれが大先輩女性議員が声を出しても、もしかしたら
「あなた達の時代と今の時代は違うんですよー」と心の中で呟く人たちはあるかもしれません。
でも、今の時代の女性達が、少なくとも彼女達よりも上の世代のおじさん達に
「あなた達の時代と今の時代や今の国際社会の考え方は違うんですよー」と言うなんて、とってもカッコいい👍
日本は極めてジェンダーレスの国家ですが、いよいよこんな女子大生が出てくると言う事は、まだまだ先は長いかもしれませんが、一歩進んだフェーズに入ったと感じました。
いみじくも本日は成人式。
昔「20歳の提言」と言うNHKの番組がありましたが、其々の20歳の提言が少しでも日本という国を前に進める為に使われる事を願います。