明治大学ラグビー部 日本一続編

ラグビー部日本一になった明治大学ラグビー部の続編です。

 

明治大学ラグビー部改革で一番最初に行ったのが、マインドセット

「覚悟を持たせる」でした。

 

その為に行った3ステップ

①現状と目指す目標との差を明確に示す

→口では「日本一を目指す」と言っても、現状はその行動が伴っていない。

それを映像で明示して、何が不足しているか、その為に何が必要か、を具体的に示しました。

最初にこの気付き、が大切

 

②コミュニケーション

→一度示して、できたらこんなに安易な指導は無い。理解はしてもそれが継続できるかが、難しいのです。

そこで田中監督は毎日リーダーとメールでコミュニケーションを行いました。

 

現在はそれが進化して、アプリを活用して91人の部員全員と毎日スマホでやり取りをしているそうです。

 

最初のうちは、今時の若者らしく、自分から気持ちを発するよりも受け身がちだったそうです。でも恐らく回数を重ねる度に信頼を重ね、徐々に積極的なコミュニケーションが取れるようになったと思います。

 

③繰り返し理念を伝える

→勿論スポーツですから、目標は日本一です。

でもその先の

「何故ラグビーをやるのか」

「何故明治大学に入学したのか」

大学ラグビーが終わった後、どのような人間になっていたいか」

単に勝ち負けだけでなく、人としての成長、社会人としての長い人生の基礎のようなものをラグビーを通じて学んでいく

そんな理念があるからこそ、91人もの部員達が誇りを持ってラグビーをしていたのではないかと。思います。

 

会社で言えば「経営理念」

組織で言えば、単に物が売れた売れない、ではなく組織として、社会の役に立てているか、社員一人ひとりが次のステップに向けて成長していける、そんな組織になろう、とトップが言い続けているだろうか

 

自分で本文を書いていて、反省しかりです。

日々の売り上げに目先が言ってしまう

叱咤激励ばかりで、信頼関係を築く事を忘れてしまう

 

部下はそんな浅はかな上司の姿はすぐに見抜くはずです。

 

上司の器以上の組織にはなりません

 

器の大きな上司になろう‼️

 

次回はこの明治大学ラグビー部も使用したアプリの、お話です