W杯日本代表監督 西野監督から学ぶ

お正月を開けると、来年度の人事異動を本格的に考える時である。

 

よく、前任地では成功したものの、異動した途端上手くいかずに悩み苦しむ方がいます。当たり前です。

今までの仕事が上手くいったから、次にステップアップしてもう一段難しい仕事についたわけですから、最初から上手くいくはずないのです。

そもそも人事異動は異動した人間が悪いのではなく、その異動をさせた人間が悪いのです。

この事は真実であるので、もし異動で上手くいかなかった場合は自分自身を責める事は時間の無駄と知っておいた方が良いと思います。

 

人事異動は100%成功にはなりません

30%成功

30%は良くも悪くもない

30%は失敗

残り10%が成功となれば大成功の異動と考えた方が良い

 

だから成功させる事に加え、失敗した場合の代替案とその場合の対応策を用意する事が必要です。

だから、完璧な異動案を作る事は不可能ですが、参考にしている事がいくつかあります。

 

スポーツの世界です

 

w杯の西野監督の言葉

「思考が偏ってはいけない、

多くの選択肢が必要。

各選手の最高のパフォーマンスを引き出す事が、日本流の勝ち方」

久しぶりにドラッカーを再読しましたが、同工異曲です。

「強みに焦点を当てる、

弱みに当てれば、平凡な成果しかあげられない」

 

スポーツは正に勝つ為に、誰をどのポジションに当てはまるか、のパズルを何万回も試して、シミュレーションするのでしょう

 

仕事をしていく上でも、成果を上げていくために、組織されているはずです。

これは営業だけでなく、管理部門も、企画部門も同じはずです。

しかし、大きな成果を上げることよりも、失敗を回避できそうな組織、この職務はこの人などの慣習、で無難だけど大きな成果を得れそうもない組織作りをしてしまっている。

 

部下は上司を選べないけど、上司は部下の強みと弱みを見極める力を持つ。

だから、部下の強みを見極め、最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整える事が、正に管理職の仕事ではないかと、思っています。

 

そしてそんな上司になりたい、、、です

 

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